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発信機の誤動作防止・いたずら防止カバーの取付

今回弊社とご契約頂いている福祉施設のお客様から、「利用者が発信機を誤って押してしまい、消防車が駆けつけてきたり、スプリンクラーのポンプが起動したり、放送のサイレンが鳴ったりして大変だったので、何か対策を考えて欲しい」というお話をいただきました。

発信機とは、目視で火災等を発見した時に押すことでベルや放送設備を鳴らして火災を周知する、消火活動を行うためにスプリンクラーなどのポンプを起動したりする場合に使用する装置です。福祉施設等では、原則として火災を感知した際に消防署へ自動的に通報するシステムになっています。

今回はご相談を元に消防署の方とやり取りを行い、いくつかの条件に該当するアクリルカバーを取り付ける許可をいただきました。発信機は法律により、操作上支障となる障害物がないように維持することと規定されています。そのためアクリルカバーは操作の支障にあたる可能性があるため、事前に所轄の消防署に許可をいただく事が必要です。

今回は消防署に提示された条件に該当する、東京プラスチックス株式会社様の「セーフティ・キーパー」という製品を使用させていただきました。これは、アクリルカバーによる誤作動防止と、フタを開けた際のブザー鳴動によるいたずら防止を意図した製品(特許取得済み)です。

発信機誤作動・いたずら防止カバー
発信機いたずら防止カバー 概要

福祉施設(老人ホーム、障害者支援施設等)や病院、不特定多数の人が入る商業ビルや商業施設などでの誤作動でお困りの場合は、この製品を取り付けることで、誤作動やいたずらを防止する効果が期待できます。

弊社は様々な種類の施設の点検や施工、設計を行っており、お客様のお悩みの解決に力を入れています。法律に基づいた上でお客様のお悩みを解決できるよう、最大限の努力を致します。