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2027年末で蛍光管の製造中止と輸入の禁止が決まっています。LED照明への交換をご検討ください。

2027年末で蛍光管の製造中止と輸入の禁止が決まっています。LED照明への交換をご検討ください。

総務省消防庁からの通知及び日本照明工業会通知(蛍光管の廃止について)蛍光管の輸入・製造年中止

 

誘導灯や階段通路誘導灯、非常照明なども蛍光管やハロゲンランプを使用している物は対象となります。

一般照明並びに誘導灯や非常照明の更新となるとまとまった経費が発生しますので計画的にご検討ください。2027年頃には全国的に照明器具が不足するかもしれません。また器具も徐々に値上がり傾向にある為早めの交換をお勧め致します。

特に誘導灯は24時間365日常時点灯(感知器と連動させて通常は消灯している場合もあります。)しているため、従来の蛍光管型からLED形に変更することにより90%以上の節電を期待できます。

《誘導灯》蛍光灯器具からLEDにすることで、どれくらい省エネができますか。 – 防災照明 – Panasonic

誘導灯更新の提案書例(提案1は中型からC級へ変更可能な場合。提案2は中型からB級への交換の場合。)

誘導灯 提案例

既存の誘導灯が旧規格(長方形)の場合は現在と距離計算が違い、誘導灯の大きさの変更(中型からC級へなど)や設置数を減らすことが出来たりします。上記の提案1と2ではB級を付けるか、C級を付けるかで12万以上差額が発生します。多くの業者さんは何も言わずにB級を取り付ける提案をされると思います。理由は様々あると思いますが、消防署と事前に打合せなどの実施が必要で時間がかかって面倒くさい、設計に慣れていなくて法律も難しいので、同じ等級の物を付ければ間違いはない、高い器具の方が利益が出るなどがあると思います。どういう場合が大きさの変更が出来て、ここは出来ないなど判断を行うには経験とノウハウが必須になります。全ての建物で大きさの変更をできるわけではありませんが、弊社ではお客様の建物に合わせて再設計をし必要以上の等級を取り付けるご提案は致しません。法律を守った上でより低価格な改修方法をご提案させていただきます。誘導灯以外にも一般照明器具、非常照明器具など照明器具全般の工事も承ります。お客様にご満足いただけるよう誠心誠意頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。

旧規格(大型、中型、小型)と現在の規格(A級、B級、C級)の違いに関しては下記をご覧ください。

【誘導灯】既設の器具から新しい誘導灯へ更新する際の等級の選び方を教えてください。- 防災照明 – Panasonic

補助金の検索にご利用ください。

補助金検索 | DENZAI TERASU | Panasonic

「国指定重要文化財福生寺観音堂」の動力消防ポンプ交換

福生寺観音堂様の消防ポンプの交換を行いました。
既設のポンプは修繕を繰り返して約40年使用してきましたが、メーカーの部品供給が無くなってしまっているので、今後壊れてしまい、いざ動かなくなったときにポンプ交換に至るまで長期的に消火活動が出来なくなってしまうことから、早めの交換を検討していただきました。
国指定の文化財だと一定額以上の工事等であれば補助金の申請が出来ます。今回は国と会津美里町からの補助金と所有者のご負担で工事のご依頼をいただきました。

以前、他の文化財の調査で国の有識者がいらした時に言われたのですが、40年ほど経つ古いポンプが今も現役で動いているところは全国的に見ても数少ないようで、これほど古い物を見たことがないとおっしゃっていました。どの消防設備に関しても共通して言えることですが、適切なメンテナンスと修繕を行えば耐用年数を伸ばすことが可能です。

今回の工事に関してですが、国指定の重要文化財に対しての消防設備は国や県からの補助金を一部活用して行われます。
今回の工事の概要ですが、
既設ポンプ撤去(配管工事、重量物運搬)→ポンプ搬入(重量物運搬)→配管取付→塗装工事(配管)→電気工事(弱電)→廃棄物処理→設置届提出→消防検査→引渡
といった流れになります。
弊社及び協力会社と連携し工事を行いました。

Point
・文化財特有の消火設備のため、一般の消防設備会社では難しい工事。
・複数の工程を弊社で一括管理によりコストダウン。
・複数の協力会社と連携し納期内の竣工。

弊社で初期のころに手掛けた文化財の消防設備も経年劣化により更新時期が来ておりますので、ご相談いただければ最新の消防設備システム等のご案内や既存の改修などご提案を致しますのでよろしくお願い申し上げます。

既設ポンプ(施工前)

既設制御盤(施工前)

撤去

ポンプ搬入

ポンプ側電気配線工事中

制御盤側電気配線工事中

ポンプ施工完了

制御盤施工完了

放水試験実施

建物の使用開始にあたって消防署への手続きのご依頼をいただきました。

既存の建物を購入されたお客様から建物の使用開始にあたって消防署への手続きのご依頼をいただきました。使用開始を提出する前に点検報告と不備箇所があった場合は修繕を実施することという指導が消防署から出されていました。

まずは点検見積を提出し弊社で点検を実施させていただいた結果、不備箇所は自動火災報知設備の感知器不作動と誘導灯の器具不良がありました。
自動火災報知設備は間仕切り変更もあるため、感知器の増設6箇所と不作動箇所の交換が必要になりました。

誘導灯は過去の用途と今後の用途が異なっており、今後の用途の場合誘導灯の設置が不要の為、誘導灯を撤去し誘導標識に変更するご提案を致しました。
また、消防設備の工事を行うとき事前に着工届を消防署へ提出しなければなりません。

設計会社様で作成した平面図のCADのデータと既存の紙の設備図面をもとに弊社で設備図面をCADで作成し着工届を提出後、上記の工事を行いました。

工事後は消防署へ設置届を提出し消防検査を行い、使用開始届を提出致しました。

上記の流れは
点検見積提出→点検→点検報告書を作成し報告→設計及び工事見積提出→着工届提出(工事の10日前まで)→施工→設置届提出(工事完了から4日以内)→消防検査→防火対象物使用開始届提出
となるのですが、通常だと設計や図面作成、届出に時間がかかるため2か月程かかりますが、すでに内装工事等は終わっており使用開始をお急ぎだった為、複数の社員で協力して工程管理を行った結果1か月で使用開始まで短縮できお客様には大変お喜びいただけました。

Point
・消防設備の点検、設計、施工、消防署の届出まで弊社で一括対応。
・プロフェッショナルが複数在籍する弊社だからこそできた納期の大幅な短縮。
・豊富な経験と実績に裏打ちされた迅速な設計、設備変更によるコストダウン。

既設の屋内消火栓設備の消火ポンプ交換のご依頼をいただきました。

既設の屋内消火栓設備の消火ポンプ交換のご依頼をいただきました。

屋内消火栓設備

交換工事となると複数の工程が発生いたしますが、この事例では
着工届提出→消防署の指導により工事期間中の消火器追加設置→既設ポンプ撤去(配管切断、重量物運搬)→基礎工事やり直し(ポンプ用)→ポンプ搬入(重量物運搬)→コア抜き工事→消火配管敷設→塗装工事(配管)→保温工事→電気工事(弱電)→廃棄物処理→設置届提出→消防検査
の流れで行いました。3か月ほどかかる工事になりましたが、複数の業者様の協力を得て納期内で竣工致しました。

Point
・複数の工程を弊社で一括管理によりコストダウン。
・複数の協力会社と連携し納期内の竣工。

ご紹介した事例以外にも消防設備に関してならどんな課題にも対応致します。設備の見直しで今後のランニングコストを減らす、不要な設備を減らすこともできるかもしれません。ご要望にお応えできるように最大限尽力致しますので、まずはご相談ください。